サッシの廻りや各部屋の入口等には窓枠、開口枠と言って木製枠が施工されます。この枠は部材として天井から床方向に向かう縦部材と、これら縦枠と直交する横部材に分けられますが、この部分の取付はそれぞれの部材を45°斜めカットで接合されることが通常です。この切り方を「留め切り」と呼んでいて、木材が乾燥していない場合や腕の悪い職人が施工すると「留め」の部分が開いてきてしまいます。何年経っても留めがぴったりと開かない施工を見ると、その建物を工事した職人の良さが見えてきます。
留め切り(とめぎり)
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